Analytics問題の続き

ばうむ

2008年02月18日 22:51

先日の愚痴に運営からコメントをいただきました。しかしその内容がコメントにとどめておくには余りにも惜しかったので、ここは本文内に引用のうえ言及させていただくことにしようと思います。曰く


滋賀咲く側Google Analytics を新コードに変更しました。以前のコードにお戻しください。
なお、アクセス解析その他ツールの設置については、サイト運営者の判断で行いますのであらかじめご了承お願い申し上げます。
Posted by 滋賀咲くブログ運営事務局 at 2008年02月15日 15:54

どうしてこういうことになってしまうんでしょうか?

「お戻しください」と言われても、ユーザは旧コードしか使ってないわけじゃないんですよ。これより前に新コードに移行して、新コード固有の機能を利用しているブログもあるんです。それを、いつまで使えるかわからない旧コードに今から変更せよというのは、ちょっと酷くありませんか?


そもそも今まではAnalyticsなんか使ってなかったのに、どうしてここへきて突然、そんなものを入れる必要が生じたのでしょうか? 納得できるような説明もないまま、問答無用でただ結果を受け入れよというのが滋賀咲くの公式見解なら、ちょっと悲しすぎます。


滋賀咲くブログが運用会社とどういう契約をしておられるかは存じませんが、もしも本当にAnalyticsを仕込まなければ解析用のデータも満足に手に入らないような状況なのだとしたら、ビジネス用途としてはかなりお粗末な契約だと言わざるを得ません。そもそもAnalyticsなんてJavaScriptを有効にしている端末しか拾えないわけですし、運営管理の基礎データとしては不十分もいいところで、せいぜいが参考資料とか会計分析用の統計といった位置づけにしかならないでしょう。


さらにとどめが「サイト運営者の判断で行いますのであらかじめご了承...」です。これには少々驚きました。


先日の記事にも書きましたたように、自分は、てっきり技術的知識の乏しい担当さんが何かの折に Google Analytics というものの存在を知って、後先考えず「いいもの見つけた、これは便利!」とばかりに突っ込んでしまったものだと思い、確かに迷惑ではあるけれども、ある意味微笑ましく眺めつつ、まあその影響に気付けばそのうち外してくれるだろうと、けっこう軽く考えていたのです。だから自分のブログに愚痴っぽく書くだけで、直接苦情を言うこともしませんでした。しかし、この認識は誤りだったようですね。


少し前にはユーザのことをよく考えてくれる会社だなあと感心していたのですが、その後、人事異動でもあったのでしょうか。それとも、最初から私の勝手な思い込みによる片思いだったのでしょうか?


どうもまだ、今ひとつ得心がいかずにいます。




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